「読書のメリットと注意点」について考察しました。
読書についての本を数冊読み、それらのエッセンスをもとに自分なりの解釈をまとめてあります。
結論まとめ
これさえ知っていれば、読書で困ることはないぞ
読書のメリット
- 人生が豊かになる
- 知識が得られる
- 先人の追体験ができる
読書のデメリット・注意点
- 時間を無駄にする場合がある
- 闇雲な読書はむしろバカになる
読書とネットの違い
- 大差なし!目的で使い分ける!
- 歴史の長さによる違い
読書のメリット
「知識が得られる」「人生が豊かになる」
この2つはほぼ同義です。
知識というのは身を守る盾であり、世界をより綺麗にみるメガネです。
知識が無いものは騙され、搾取され続けます。
一方、知識があれば見えるもの全ての解像度が上がり、より人生を豊かにできます。
先人の追体験ができる
読書によって、著者の思考・体験を追うことができます。
本来、一生経験できなかったかもしれないことであり、とても価値があります。
しかし、後述するようにデメリットにもなり得るので注意が必要です。
読書のデメリット・注意点
時間を無駄にする場合がある
大前提として、本にもそれぞれ良し悪しがあります。
死ぬ前に一度は読んでおきたい良書もあれば、読むに値しない悪書も存在します。
人生という限られた時間の中で、良書と出会う確率を上げる方法は、
「誰が」「何を」書いたのかで判断し、そもそも読むべき本を見分ける。
「理解が遠く及ばない」「合わない」場合はすぐに読むのをやめる。
この2つです!
また、読書を重ねていけば、既知の情報が出てくることも増えるでしょう。
そんな時に、一字一句まじめに読むのも時間の無駄です。
ある程度「速読系」の技術が必要になってきますが、決して文字を早く追う技術ではありません。
いわゆる「飛ばし読み」ですが、具体的な方法はこちらの記事にまとめてあります。
闇雲な読書はむしろバカになる
読書では、著者の思考を追体験することができます。
言い換えれば、読書中は自分の頭を使っていない状態です。
「読んだのに内容を覚えていない」
「生活が変わっていない」
これらは、読みっぱなしで終わっていることが原因です。
そこで、
- 読書など「情報を得る」段階。
- この時点で「何を学ぶのか」目的を明確にすること。
- 自分の琴線に触れた事柄はメモしておくこと。
- 書いたり、話したりして「情報を整理する」段階。
- ノートをとる、SNSへあげる、人に話す、など。
- 読書感想文を作るイメージ。
- これまでの過程を材料として「情報を利用する」段階。
- 最も時間をかけるべき段階。必ず設けること。
- 自分で考えることにより、外付けだった知識が血肉となり、定着する。
このサイクルをおすすめします!
ここまでやって初めて、読書の本来の恩恵を受けることができます。
読書とネットの違い
いまどき読書で情報収集って非効率じゃない?
この疑問は絶対に出ると思ったので、それぞれの特徴を比較して考察しました。
大差なし!目的で使い分ける!
どちらにも長所はあるので、目的に応じて使い分けるべきです。
知りたい情報がピンポイントで決まっているなら、ネットの方が圧倒的に速い。
体系的に学びたい場合は、本の方が情報が系統立っている。
あえて使い分けるなら、
興味のきっかけはネット、地盤固めの読書、知識を詰めるネット
といった感じでしょうか。
歴史の長さによる違い
本には歴史があります。
先人たちが辿り着いた、偉大な知恵や真理が遺されています。
真理は、数百年で変わるものではありません。
つまり、昔から語り継がれている真理については、新しいものを学ぶ必要はなく、
私たちの抱える問題のほとんどは、歴史上の誰かが既に解決しているということです。
一方、ネットはまだ歴史が浅く、成熟しきっていないように思います。
しかしこの点でも、本にとって代わる日はそう遠くないでしょう。
ネットの注意点
読書に比べ、情報を調べるのも、情報が出回るのも圧倒的に速いです。
そのため新鮮な情報も多いのですが、必ずしも良いことではないと考えます。
というのも、受け手の情報感度が高すぎる場合、世間の影響を受け過ぎる可能性があります。決定権が自分にあるという、あたりまえのことをあたりまえに意識できなくなってしまうのです。
つまり、同調圧力によって、自分で考えることのできない無個性人間になってしまうと言うことです。
そういった環境に染まってしまわないためには、教養が必要です。
そのため、
読書で教養を身につける→ネットで情報の分別を行う
という順序で身につけると良いのではないでしょうか。
良いこと言えてるよなあ!?
さいごに
今後も何かを学ぶ時には、節目で考察記事を上げていこうと思いマッスル。
考える時間を積極的に作っていきます!
参考にした読書はこちら。
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